top of page

2021.3.25 「宮城県美術館のリニューアルと今後の進め方についての質問状」を提出しました



●提出主体:宮城県美術館の現地存続を求める県民ネットワーク

共同代表 石川善美 西大立目祥子 野家啓一 早坂貞彦



「宮城県美術館の現地存続を求める県民ネットワーク」(宮城県美ネット)が、2021年3月25日に宮城県宛に要望書を提出しました。


宮城県美術館の移転集約は撤回され、現地で改修されることとなりました。

その改修にあたっては、平成29年度に発表された宮城県美術館リニューアル基本方針を元にしながら進めることが発表されましたが、基本方針発表時に想定されていた前提条件とは違う部分が出てきています。



宮城県美ネットでは、県に対して7個の質問を提出しました。


・平成29年度リニューアル基本方針では増築を前提としていたが、増築をしない現地存続プランで同じ内容を盛り込むのは難しいのではないか。また、その場合、何を重点的に扱うのか。


・増築なしの現地存続プランは誰が検討するのか。また、過去のリニューアル検討委員に説明する機会は設けるのか。


・増築はまったく検討されないのか。収蔵庫など、柔軟な検討が必要では。


・増築なしの場合、総務省の公共施設等適正管理事業債の長寿命化事業が適用されるのか。


・改修にあたっては県民説明会をぜひ開いてほしい。オンラインを検討してほしい。


・現美術館の県民ギャラリーが縮小されるのであれば、新県民会館に併設されるギャラリーは十分な広さを確保してほしい。


・2021年11月3日に宮城県美術館は40周年を迎えるが、記念事業は検討しているか。




↓以下から要望書全文をご覧いただくことができます。

 

●関連記事

宮城県ウェブサイト

宮城県美術館リニューアルの進め方について 2021年3月8日公表

bottom of page